株式会社さかえ 埼玉県川越市 小江戸発・NIPPONを旅する大工
WORKS施工実例
PICK UP施工実例レポート
飛騨高山の小屋ギャラリー
- カテゴリ
- 新築・店舗兼ギャラリー
- エリア
- 岐阜県
- 施主
- M様
- 家族構成
- 夫婦・子ども2人
- 階数・坪数
- 2階建/21.97坪
- 仕様
- 在来軸組工法/屋根:屋根通気工法ガルバリウム鋼板葺き/外壁:木摺り下地モルタル塗り・塗装仕上
飛騨高山郊外、乗鞍岳を臨む清見の里。
白壁の小屋ギャラリーで、地元クリエイターの作品を愛でる。
乗鞍岳を臨む、陽当たりの良い南面の玄関はバリアフリーで、無垢の床材で仕上げたギャラリーへ誘う。漆喰塗料で白く塗られた室内はやわらかな風が吹き抜け、冬には薪ストーブの炎が2階のワークスペースごと温かく包み込んでくれる。
PICK UP POINTこだわりポイント
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玄関アプローチ
枕木のスロープを登ると、洗い出し仕上げの土間でつながるエントランス。そこは特製ガラス戸と飛騨産栗材で設えたドアで仕切った風除室となり、厳しい冬の外気を防いでくれる。
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ギャラリー
漆喰塗りの白壁に反射した光が作品たちを優しく照らし、階段下の窓からは裏庭や田んぼの緑が美しく映える。無垢の松の床は踏み心地も柔らかく、思わず長居したくなるギャラリー。
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大空間を支える登り梁と大黒柱
ワークショップでは、多くの方に広々と利用してほしい。大きな棟木に登り梁を架けた構造で、間仕切りのない空間を実現。棟木を支えるのは木曽桧、六寸角(18cm)の大黒柱。
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さくらの木タイル
広葉樹の天板に造り付けた手洗いボウルの壁面には、個体差が色鮮やかな桜の木のタイルをていねいに貼り付け。
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砂利洗い出し土間に薪ストーブ
川の水辺のような、砂利の洗い出し仕上げの土間。薪ストーブの薪には、工房で出た端材を使用。その暖気は2階までも温かく包み込んでくれる。
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適材適所に木を設える
土台、大黒柱、梁、窓枠、造作、そのすべての木材に、選んだ理由がある。桧、杉、松、桜、栗など、それぞれの特性や魅せ方によって、適切に木を使う。